嫌われる勇気の内容は糞だ

ニートの日々
スポンサーリンク

薄っぺらな内容

こんなタイトルを見て、このブログを見に来たあなたは僕の熱心なファンか、この本のアンチだろう。

それでも僕は言いたい、嫌われる勇気の内容は糞だと。

この本を読んだのは半年前だ。しかし、この本の内容を全く覚えていない

それだけ内容はペラかった。

この本は教授と学生が2人で永遠と話しているだけである。

それだけだ。まず華が無い。

そして、学生がこれまたウザい。学生は事あるごとに教授を論破しようとするのだが、教授に言いくるめられてしまう。

この本は教授を絶対的な存在とし、学生(=読者)をけちょけちょんにするのである。

読者は反論できないのだが、学生は反論して教授の教えをたたき込まれるのである。

なんとも馬鹿馬鹿しい話だ。

そして、肝心の話している内容はこれだ。

「結局、行動するもしないも自分次第」

こんな事を話しているだけである。

一応、なんたら心理学の研究結果を話しているみたいだが、そこら辺胡散臭いビジネス書と話している事は変わらない。

結局は上に書いている事を、何度も何度も違う例を出して説明しているだけである。

小学生でももっと色々な事を話すだろうに、この本はオウムのように同じ事しか言わない。

しかし、この例文はしっかりと考えられていて、読者に刺さるような例を色々だしている。

僕が覚えているのは次のワードだ。

「仕事をしない人は、他人と話す事に抵抗があるだけである。」

こんな事を話していたような気がする。

ニートである僕には刺さった。

しかし、冷静に考えてみれば仕事を出来ない理由は他にもあるのである。

この本を絶賛している人は、こうした具体例が自分に刺さったから評価が高いのだろう。

勿論、この本を読んだ後に、タイトル通り嫌われる勇気を持つ人なんていない。

この本の主な活用法は、Twitterで意識高い系の呟きをするのに使うくらいだ。

僕がこの本を買って唯一役に立った事は、この本の丸パクリなツイートを指摘する事である。

「これ、嫌われる勇気に書いている事ですよね」

まるで自分が優秀だと思っているアカウントに、上の事を指摘するとすぐにツイートを消してくれるのだ。

これは胡散臭いインフルエンサーでも、有名アカウントでも有効だった。

この本の使い方はこんなものである。なんとも虚しいものだ。

この本が売れている訳

驚くべき事にこの本は売れまくっている。

僕が本屋に行った時は「5年連続売り上げTOP10入り」という帯があった。

これは凄い事である。

普通のビジネス書はどんな優秀な本でも、5年経てば中古で1円の価値になる。

しかし、2020年12月8日現在、中古価格はAmazonにて600円前後だ。

それだけ人気なのである。

なにがこの本を惹きつけているのだろう?

僕はその理由を考えた。思いついたのはひとつだった。

「タイトルがいい」

それだけだ。

このタイトルは良い。まずビジネス書の香りがしないのがいい。

この本の中身は、そこら辺の胡散臭いビジネス書と書いている事が変わらないのは、上で述べた通りである。

普通のビジネス書のタイトルは「~円稼ぐ方法」、「~で変わる方法」、「~を10個するだけ」なんてもんだ。

しかし、この本のタイトルからはビジネスの香りがしない。

普段の人付き合いの事を連想させるだろう。

これはサラリーマンだけでなく、主婦や学生にも読ませる事が出来る。

普段ビジネス書を読まないような、ビジネス耐性が無い人が読めば、この本の話は目から鱗に感じるだろう。

このタイトルの次にいい所は「勇気」という単語だ。

これはいい。日本人は大和魂みたいなものが大好きだ。僕も好きである。

本のタイトルでよくある、「~の才能がなくても」や「~の方法」、「~するだけ」でもない。

ただ一言「勇気」

この効果は凄い。

気弱な僕みたいな人間からすれば、ちょっと見てみたい気持ちや頑張りたい気持ちが出てくる。

本を良く読む層のオタクにとっては、RPGなどを連想させて身近に感じさせる。

キョロ充は周りのおべっかをする自分をちょっと変えたくなるだろう。

リア充は「勇気」を自分は標準装備していると確信しているので、物応じせず読めるもんだ。

こんなようにひとつの単語だけで、本を手軽に取れるようにしている。凄い。

最後に「嫌われる勇気」という逆張り精神だ。

何度も言っている通り、この本の内容はペラくてそこら辺のビジネス書と変わらない。

勿論、嫌われる事なんてひとつも書いていない。

一応自分が行動したら、その行為を悪く思う人がいるかもしれないよとは言っている。

しかし、そんな事は小学生の道徳で習うような事だ。当たり前な事なのだ。

しかし、この本のタイトルは「嫌われる勇気」なのである。

普通の人が考えるのは「人に嫌われない方法」なのである。

この逆転の発想は思いつくけど、誰もやってこなかった。

というよりできなかったのである。「ビジネス書」として。

もしこの本がビジネス書ではなく、心理学とかのカテゴリーならばこのタイトルは思いついたかもしれない。

しつこいようだが、「嫌われる勇気」の内容はビジネス書だ。

この中身と大変違うタイトルを付けられた事がこの本の凄い所なのである。

終わり

ここまで読んでくださった皆さんは、この本の凄さが分かったはずだ。

本で売れるのに一番必要なのはタイトルである。

今流行りのなろう小説でもそうだ。詐欺AVパッケージもそうだ。うざいアフリエイトブログもそうだ。

中身が糞でもタイトルが良ければ売れる。

しかし、このタイトルを考えるのは容易い事でない。難しい事だ。

でもこの「嫌われる勇気」はそれを成し遂げた。

中身はビジネス書なのに、タイトルで雰囲気を詐称する事ができたのだ。

それは褒めたい。しかし、何度も言うようだが内容は糞である。

最後にこのブログをここまで読んで、まだこの本を読んだ事がない人は購入をオススメする。

なぜならこの本は謎に売れており、中古で買ってすぐに転売すればほぼ無料で読めるからだ。